もう少しすると勤務先に新人のセラピストが入職してくる予定がある方もいるのではないでしょうか。
新人セラピストへの指導の際に参考となるページがありました。
昨今は「主体性を重んじたほうがいい」と思い込む上司が多い。そのため若者には「自分なりに考えて」「自由にやってみて。任せるから」と言いがちだ。強制させてはいけないと勘違いしているからだ。しかし、このような言葉が若者を追い込むことがある。
とくに昭和世代の上司は「経験学習モデル」で指導しようとする。
まずは経験させ、その経験を振り返らせ、そこから学ばせるという方法だ。しかし拒否回避志向が強い若者には、やるべきでない。
(省略)
「まずは自分なりに企画書を書いてみて」
こう言って、ろくに企画書作成について知識も技術も学ばせていないのに「まずはやってみて」と経験させようとする。そして上がってきた企画書を見てドヤ顔でダメ出しのフィードバックをしようものなら、若手社員が仕事がイヤになってしまうのも無理はないだろう。
必ずしも上司の方が昭和世代とは限りませんが、上記のような形で言われる事の多い新人セラピストは多いのではないでしょうか。私自身も過去にこのような事を言われた記憶があります。
自分なりにまとめて提出しても、上司からはダメ出しばかりで落ち込んでしまうというものです。リハの学生の方であれば、スーパーバイザーへのレポート提出を想像すると分かりやすいでしょうか。
指導の例えとして以下のような事が書かれています。
自動車教習所で例えると分かりやすいだろう。いきなり運転させるわけではない。まず教室で座学を行い、次に構内で基本動作を練習する。そしてようやく公道に出るのだ。
それも最初から幹線道路を走らせるわけではない。交通量の少ない道路から練習を始め、徐々に難易度を上げていく。このような段階的な指導が、拒否回避志向の強い世代には必要なのである。
自動車教習所の例えは分かりやすいと思いました。
私の勤務先は新人セラピストが入職する予定はありませんが、指導の参考にしたいと思います。
ITmedia ビジネス:「まずは自由にやってみ ?」→ 後からダメ出し 若手をつぶすダメ上司のフィードバック3選
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