介護新聞(平成26年10月30日)で、恒例のケアマネジャー試験講評が行われています。
奥田龍人氏(NPO 法人シーズネット)が、第17回ケアマネジャー試験講評の総括について書いています。
今回の2014年度試験は、介護支援分野は昨年度に比べて若干難易度が上がったような印象を受ける。保健医療サービス分野はサービス内容で難易度が少し上がり、逆に福祉サービス分野はサービス内容が少し易しくなって難易度が少し下がったと思う。合格ラインをどこに引くかで合否は分かれるが、本年度も合格率は20% を切るのではないか。
特に介護支援分野では予想通り、介護保険制度の背景、介護保険制度導入の経過、実施状況は出題されなかった。基本テキストの数値が陳腐になったこと、ケアマネにはこれまでの経過よりも現行制度をもっと覚えてほしいというメッセージだろう。介護支援分野の「基準該当サービス」や「特例サービス」、福祉サービス分野の「生活保護受給者である第2号被保険者への介護扶助」などレアな内容が出題され、ここまで覚えないと駄目なのかとも感じた。
第17回ケアマネジャー試験を受験された方の参考になれば幸いです。
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