誠 Biz.ID に、部下を伸ばす効果的な質問について書かれたページがあります。
私がこのページで参考にしたいと思った事は、過去質問と否定質問です。
過去質問とは
過去や経過、今までのことを聞きます。過去のことを聞くので、答えは過去の事実が返ってきます。過去や経過を確認したい時には有効ですが、解決策や次の行動にはつながらない場合があります。
そして否定質問とは
否定的な質問です。時に相手を必要以上に非難したり卑下したりする表現となります。その回答は、言いわけや開き直りになることもあります。
というものです。
現在、臨床実習にてリハ実習生(PTS・OTS)のスーパーバイザーもしくはケースバイザーを担当されているセラピストの方もいるかと思いますが、スーパーバイザーやケースバイザーをしていると
- 今日はどのような事を勉強しましたか。
- 貴方の学校ではどのように習ってきたのですか。
等の過去質問や
- (動作分析等で)何故、この部分を見る事が出来ないのですか。
- 何故、レポートを提出する事が出来ないのですか。
等の否定質問をしている事があるのではないでしょうか。
彼らにこのような質問を繰り返す事によって、彼らの臨床実習に対する意欲を低下させてしまうかもしれません。
彼ら自身が解決策や行動を探す為のきっかけになるのであれば、スーパーバイザーやケースバイザーは彼らに対する質問の見直しや改善をするべきかもしれませんね。
私が今後、スーパーバイザーを担当するのであれば、このページで書かれている未来質問を取り入れてみたいと思いました。
未来質問とは
これからのことを聞きます。これからのことを聞くので、相手はこれからすることを考えたり、その効果を確認したりする機会になります。
というもので、スーパーバイザーがこの未来質問を取り入れるのであれば
- 今日はどのような事を勉強してみたいですか。
というような質問を、臨床実習の開始時間前にリハ実習生に質問してみるのも良いかもしれませんね。
興味のある方はご覧下さい。
誠 Biz.ID:意外と耳にする !? これが部下をつぶす質問だ
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