けあサポの林和美さんが、第17回ケアマネジャー試験の介護支援分野の総評について書いています。
試験当日の私は、解答速報のために中央法規の社屋でスタンバイ。試験問題を受け取るとすぐに介護支援分野の問題を解き始めました。皆さんには、事例問題の24番と25番から解くのがおすすめとお話しましたが、やはり気が急いてしまい問題1からチャレンジしました。
予想に反し「介護保険事業計画」の問題でしたね。内容的には過去にも問われた基本的な問題ですが、いつもは15番目あたりで出題される問題です。最初に来るとは・・・。そして問題2、「介護サービスの公表制度」。おいおい、ここは出さないでほしい問題だよ。そう思いながら解いていくと、これは細かいな〜。「職員研修の実施状況」か ! 規則レベルの問題か・・・。でも、消去法でもかなり解くことができるので、今年の介護支援分野は易しいのかもしれないと思いながら解答を続けました。
これは難題だなと思ったのが、問題13と問題14あたりでしょうか。認定調査票の「調査項目」まで出題されるのか・・・。問題15では、要介護認定等基準時間の算定方法まで・・・。試験対策セミナーでは、「ここは出ないから、簡単に」と解説したところだ(顔面蒼白)。しかし、難所はその程度で、以降は基本テキストに沿った基本的な問題で、順調に解き進めることができました。やや引っかかったのが、問題21、23でしょうか。
問題21の「施設サービス計画の課題分析」では、「課題分析標準項目」の内容に関する細かな部分が問われました。選択肢1「認知能力に関する項目は含まれない」。そんなことはないので、これは「×」。2「介護力に関する項目は含まれる」。介護力は認定調査では勘案しないが、課題分析では大切だ。含まれるので「◯」。3「介護認定審査会の意見に関する項目は含まれない」。一瞬、「えっ ?」と思いましたが、ケアマネジャーは介護認定審査会の意見やサービスの種類の指定に従う基準があるのだから・・・。これは、含まれると考えて「×」。選択肢4「入所者及びその家族に面接して行わなければならない」。当然「◯」。5「転入した入所者については省略することができる」。これは「×」。2つ選べだから「2・4」。よし。
問題23は、介護保険施設について正しいものを選べとの問題。選択肢1「地域密着型介護老人福祉施設」、選択肢2「認知症対応型共同生活介護」は地域密着型サービスなんだから、1と2は介護保険施設には含まれないと考えれば、正しいものを3つ選べだから「3・4・5」しかないな。
(後略)
興味のある方はご覧下さい。
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