雨にも負けず風邪にも負けず、宮沢賢治はそんな介護福祉士になりたいのかもしれない

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福祉新聞(第2,572号)の福祉士リレーずいそうに、介護版の「雨にも負けず」が掲載されていますね。

雨にも負けず

風邪にも腰痛にも負けず

夜勤の昼夜逆転にも負けず

雪にも夏の暑い日の送迎にも負けず

介護拒否にも負けず

難しい人間関係にも負けず

丈夫な心と体を持ち

もう少し給料が高かったり、休みがあったりしたらいいなと夢を見て

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日一食から五食、不規則に食事し

決して体にいいとは言えない生活を送り

毎日が同じ流れの中での利用者の変化を見逃さず、

よく見、よく聴き、共有し、プランにつなげ、協力し、実行し

東に立ち上がるおばあさんがいれば、行って付き添い

西に退屈な顔のおじいさんがいれば、レクリエーションで笑顔にし

南に看取りのおばあさんがいれば、頑張りました、大丈夫と手を握り

北にナースコール頻回のおじいさんがいれば、アセスメントをとり

猛暑の時には、

冷房をこまめに調節し

冬の乾燥には、

加湿器に水を入れて歩き回り

災害があれば、

駆け付け命をつなぎ

専門性がなく、誰でもできる仕事と呼ばれ、

試験のハードルは高く

離職率、体調不良率も高く

この状況に対する国の姿勢は微妙

・・・でも働いていく

そんな介護士に私はなりたい

この記事を書いているのは介護福祉士の方です。

利用者さんのケアを支えるスタッフの一員として、セラピストも参考にするべきところもあるかと思います。

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