けあサポの林和美さんが、第18回ケアマネジャー試験の福祉サービス分野の総評を書いています。
福祉サービス分野の問題は、例年同様の出題傾向でしたが、問題50から問題57までのサービス各論の出題された選択肢が細かすぎるのではないかと感じました。特に、保健医療サービスの各論と比較すると、「加算」や「減算」「算定」といった言葉が多く使われており、運営基準や介護報酬算定の仕組みからの出題となっているのが残念です。
正直なところ、介護支援専門員になってから、給付管理業務にあたっての研修などで扱ってほしい内容ですね。もう少し、各サービスの意義や利用者の特徴など、保健医療サービス分野の各論のような選択肢を入れてほしいところです。私と同じ福祉系の人が出題者だとしたら、少しさびしいですね。
問題58「生活保護」・問題59「成年後見制度」・問題60「障害者総合支援法」は、もう定番となってきているのでしょうか。それにしても選択肢を作れなくなっているのか、詳細すぎませんか ? 問題58・選択肢3「葬祭扶助には、納骨費用も含まれる。」、問題59・選択肢2「親族が全体の半数」、問題60・選択肢5「共同生活援助に一元化」されたの判断は、社会福祉士の国家試験でも出題されないような苦肉の選択肢でしょうか。
(後略)
興味のある方はご覧下さい。
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