「努力は報われる」という考え方は、利用者をダメにしてしまうかもしれない

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Business Media 誠で、興味のあるページを見つけました。

このページを見て、私が利用者さんとのリハの中でも聞く事の多い「努力をする」という事について考えさせられました。

そこでカウンセリングの時にお伝えしている大切なフレーズ。

人が評価される時、幸せを感じる時、それはその直前まで有意識・無意識関係なく「努力をしている」という事実がある。評価できる「努力」をしてきたのかは、結果が決めるものです。

なので、日ごろの自分自身の行動を考える時に気を付けておきたいこと。それは「成功」や「達成」に一番必要なものは「努力」ではなく、成功に至るプロセスや達成に至るプロセス。そして、成功や達成ができた人は結果として「努力」を怠らなかったという事実なのです。

(省略)

「努力をする」=「報われる」ではなく、「報われた人」=「努力をしてきた人」であるということです。

彼らは、リハとは努力しなければならないと思い込んでいるのかもしれません。利用者の性格にもよりますが、彼らの家族は「努力しないから身体が治らないのだ」とも思っているかもしれません。

リハに対して努力する事は素晴らしい事だと思うのですが、セラピストは利用者に対して、身体機能の回復ばかりに固執し、いわゆる「訓練人生」を過ごす事のないように指導しなければなりませんね。

興味のある方はご覧下さい。

Business Media 誠:「努力は報われる」という教育が日本をダメにする

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